2002年03月27日

bookmark、音楽の日々、テクテクと歩く週間



ワールドスタンダード/鈴木惣一烽フ 実録!モンドくん日記


「趣味を軽く扱うな。趣味は選択であり、その人の生き方につながる」。ハリーの名著『地平線の階段』からスーザン・ソンタグ氏の引用です。ホントその通りで、音楽にまつわることすべてが僕のお仕事であり、全くの趣味。だから毎日がお遊びでお仕事。ですから、たのしくたのしく疲れます。この「モンドくん日記」は基本的に僕が毎日、何を見て、聞いて、買って、読んで、何を感じたか?それだけを記したものです。けれど、その記述だけで僕自身の全人格、生き方がわかります。わかるはずです。すべて実録いやホント。気軽に毎週ウォッチングしてみてください。さあ、今日から貴方もモンドくんウォッチャーだ!。(鈴木惣一朗/worldstandard)

bookmark、音楽の日々、テクテクと歩く週間

♪ ぼくのホームページなどを担当してくれている宇野問答くんが、ぼくの音楽のことをこんな風に書いてくれた。

「 僕達が暮らす毎日を1冊の本に例えるならば、 鈴木惣一朗の音楽はそのページの間に挿まれた 小さな栞(bookmark)のようなものではないかと思うことがある。日々の喧騒に疲れ果て、自分の居場所すら見失ってしまったとき、 僕達はふとどこからともなく流れて来るその音楽に耳を傾け、歩みを止める。 そして、その慎ましくも逞しい響きにそっと背中を押されるようにして、 もう一度、そこから歩き出す」。

♪ もしも、ぼくの音楽を聴いてくれる方々が、問答くんと同じように、そのささやかなぼくの響きが、みんなの、日々のbookmarkになってくれているのなら、本当にそうならば。ぼくは、これからも昨日までと同じように、元気に楽しく、音楽の日々、テクテクと歩いてゆこうと思う。デビューして20年。ポップスの時間は緩やかに、そして一瞬に流れた。時が一巡した。強く感じる、今年の春だ。細野さんに先日、メールでこんな言葉を教えてもらった。

「一巡して初めて真実が見える・・」
"You must come full circle to find the truth."
 
3/13(水)
確定申告のため税務署へイソイソ行く。毎年感じるけど、こういう所に足を運ぶのは、何とも妙な気分。まるで就職面接でもしてるような感じ。気に入られるよう、無事、申告が済むようにと、小奇麗なジャケットなど着てゆくあたりも面接気分だ。快い緊張などもするし、終わった後「御苦労さまでした」などと言われるのも快い。終了後、レコ屋を覗き、帰宅後、カマ・アイナとのコラボ盤『FUTARI -バーバリアン・フォーク・ミュージック』作業。

3/14(木)
リヴィングのテレビの画像が何故か突然、半分!になってしまいサイケデリック?なので、ビクターの修理の方に来てもらう。どうやら、見ながら、ぼくがブンブン、テレビを動かすためらしい。「電化製品は大切に扱いましょう by(デンコ)」と言われる。夜は『FUTARI 』作業。

3/15(金)
『FUTARI 』作業。夜中、オールナイト・ニッポンをカセットにエア・チェックする。カセットにエア・チェックなんて何年ぶり?番組は無論、「気志団のオールナイト・ニッポン」。オモシロイ。

3/16(土)
『FUTARI 』作業。ほぼ全貌が見えた。何故か、胃痛が止まらない。つらい。

3/17(日)
夕方、雑誌『map』のための取材。夜は、今度の大阪遠征のためのノアルイズ・リハーサル。胃痛のためビールもあまり飲めず。

3/18(月)
はっぴいえんどのトリビュート盤(ビクター)のジャケ掲載用に色紙にサインなどする。拝啓はっぴいえんど様....「さよならアメリカさよならニッポン」。

3/19(火)
夕方、代官山「ミケランジェロ」へ。雑誌「エスクワイア」「サウンド&レコーディング・マガジン」取材。観念的なことと、具体的なことを話す。

3/20(水)
デイジーのラジオでJ-WAVEへ。エレベーターで、オツカレの様子のハリーと遭遇、少し話す。襟元がレザーの暗い赤のウエスタン・シャツが似合ってた。番組では、岡田くんの「ホリデー・レコード」のコーナーでセリフを少し話し、終了後、LID の村上くんと少し飲む。胃痛は続いている。おそらく、この胃痛、『ジャンプ・フォー・ジョイ』リリース直前のストレス胃痛と判明。完成してからおよそ一年。長かった気はしないけど、きっと潜在意識下では、相当「早くリリースしたい!」という気持ちが膨らんでいたのだろう。とにかく、あと、もうすぐだ。

3/21(木)
高田レンくんとレコーディング。今日の仕上がりはバツグン。いい感じ。終了後、秋葉原には不似合いなペンション風の居酒屋で飲む。

3/22(金)
明日は大阪遠征のため、オフ日。一日、しずかぁーにしてる。

3/23(土)
早起きして羽田そして大阪へ。飛行機で大阪ははじめて。近い、とっても近い...。今日は心斎橋のタワーレコードで、ノアルイズのイベント(素晴らしい雰囲気で皆さん集まって頂き、ぼくは何と、あの田辺マモルくんにも偶然ひさしぶりに会えた。うれしかった)と、夜中のEMレコード主催「マカオ」のコンサート出演(W/エゴラッピン、一番星クリュー。これはもうまさに伝説のステージ。観客からは、このバンドはカリスマや!カリスマやで!と声かけられる)で大忙しだった。終了は明け方。それにしても、元キャバレーを改装した「マカオ」のビルは物凄いところで、貴重な経験というか、去年のオースチン以来のおかしな体験。凄すぎてここでは書けません(あしからず)。

3/24(日)
みんなでオムライスを食べ、東京へ戻り、すぐに明日のレコーディングの準備。


3/25(月)3/26(火)
高田レンくんレコーディング。好調。終了後、またしても、秋葉原には不似合いなペンション風の居酒屋でワイワイ飲む。

3/27(水)
青山フレア・スタジオへ。カマ・アイナとのコラボ盤『FUTARI -バーバリアン・フォーク・ミュージック』マスターリング。無事、完成。不思議なフォーク・アルバムが完成した。オタノシミニ。
posted by dwww at 00:00| 実録!モンドくん日記