2002年01月13日

2002年寂聴でスタート!週間



ワールドスタンダード/鈴木惣一烽フ 実録!モンドくん日記


「趣味を軽く扱うな。趣味は選択であり、その人の生き方につながる」。ハリーの名著『地平線の階段』からスーザン・ソンタグ氏の引用です。ホントその通りで、音楽にまつわることすべてが僕のお仕事であり、全くの趣味。だから毎日がお遊びでお仕事。ですから、たのしくたのしく疲れます。この「モンドくん日記」は基本的に僕が毎日、何を見て、聞いて、買って、読んで、何を感じたか?それだけを記したものです。けれど、その記述だけで僕自身の全人格、生き方がわかります。わかるはずです。すべて実録いやホント。気軽に毎週ウォッチングしてみてください。さあ、今日から貴方もモンドくんウォッチャーだ!。(鈴木惣一朗/worldstandard)

2002年寂聴でスタート!週間

1/1(火)から1/3(木)まで
お正月はお正月休みというぐらいで、たいしたことはしない。ひさしぶりの家族と一緒にいて、ごろごろして、お酒を飲み、御馳走を食べ、テレビを見て、ただただ、好きな映画を見たり、音楽を聴いたり、本を読んだりするばかり。そんな折り、小さな発見もある。フランシスコ・コッポラをして「ザ・プリンス・オブ・メランコリー」と言わせしめたトム・ウェイツを聴き直す。そんなこと、今までも何度もしてるけど、1980年代のトム・ウェイツを聴き直すことは少ない。あまり思い入れのないアルバムにしようと思い『ハートアタック・アンド/ヴァイン』にする。いわゆるぼくの愛聴盤ではなかった。針を落としたのは数えるほど。でも、いい曲がいっぱい入っていた。「セイヴィング・オール・マイ・ラヴ・フォー・ユー」「ルビーズ・アームズ」。本当に素晴らしいなぁ。混沌渦巻くこんな時代だからか、五臓六腑に染み渡る。現代のゴスペル、未来のブルーズ、20世紀へのレクイエム、いろんなイメージが沸く。トム・ウェイツって、出現時から伝説のひとで、今も伝説。作品の質はどれも高く、破天荒と言われる割には安定したアーティスト。本当の彼の素顔なんて、誰も知らないのだろう。そう思う。いつか会ってみたいな。本気で思わせる素晴らしい音楽家だ。もうひとつの発見は、偶然テレビで見た瀬戸内寂聴さんの説法。名前と顔は随分前から知っていた気がするけど、言葉が突然、ぐいと胸に飛び込んで来た。お話する内容は、すべてとてもわかりやすく、うなずくことが多い。一気にいろんな書籍(説法集などなど)を読んでいるが、2冊、重要なものを紹介しておこう。今年こそは明るい年になりますように、今年もよろしくお楽しみ。

寂聴書籍.....瀬戸内寂聴『生きることば』『残されている希望』

1/4(金)
実家から東京に戻り「さぁ、やるか」と思っても、風邪もまだグズグズ。全く仕事を再開する気になかなかなれず、頂いたり、購入したりして山積みになってる未聴音源などを、一気に聴いたりする。記しておこう(コメント付きです)。

一気に聴く音源........戻ってきたぼくのプリンス『ザ・レインボー・チルドレン』、懐かしい鬼才/都立大の駅の側の中古盤屋で発見のウォーリー・バドルー『ワーズ・オブ・ア・マウンテン』、おっおー!遂に入手、極上マハロ・コーラスのキング・シスターズ『アロハ』、過去最高の出来、インティメイントな音世界、お気に入りのラム・チョップ『イズ・ア・ウーマン』、ジャズ・ボーカルもの、ブロッサム・ディアリー直系北欧シンガーのセリア『ポート・オブ・コール』、ふわりとしたソフト・サウンディン、期待してなかったのに「ぐっ」と来たぜのザ・クングスベリー・マンクス『レット・ユー・ダウン』、今月のシゴキ音響世界、問題作のデビッド・クラブス『アクト・ファイヴ、シーン・ワン』、フォーク・ブルーズ弾き語りもの最高峰、エレガント・ホーボーな香りのポール・ジェレミア『ハード・ライフ・ロッキン・チェアー』、幻のレア・ブート音源「こんなものをぼくは聴いてしまって良いのでしょうか?」びっくりの追悼、故ジョージ・ハリスン『ザ・ハリ・スペクター・ショー』、グロテスクなジャケから何とも繊細な音楽性のジェイミーブロケット『ノース・マウンテン・ヴェルヴェット』、遠い星から舞い降りたオールド・タイム・ストリング・バンド(ノアルイズ・マーロン・タイツ的存在?)のヒッコリー・ウインド『アット・ザ・ウェンズデイ・ナイト・ワルツ』、やっと聴けた音源、スピリチュアル!待ってましたのニーナ・シモン『トゥ・ラブ・サムバディ』&『エマージェンシー・ワード』、新音楽!と誰もが唸る巨匠のモーリス・ジャベール『musiques de films』

1/5(土)と1/6(日)と1/7(月)
お正月ボケで新年の挨拶電話を友人と交わしつつも、ケルンの友人ヨルグ・フォラートのために「REUNION」という以前作った曲のリ・アレンジ作業突入。あえて生楽器を一切使用せずコンピューターだけのスケッチ。お正月ボケは一気に吹っ飛んだ。

1/8(火)
北中正和氏にダイレクト電話。来月にリリースされる細野さんの通称『モナド・ボックス』のライナーへのぼくのリクエストを伝える。北中さんは音楽の識者としての大先輩だが、たまにお会いした時、いつも威圧感のない佇まいが素晴らしい。ぼくはいつも「こんな音源ありますよ、聴いたほうがいいですよ、絶対」などと言ってしまうが、北中さんは「鈴木くんは本当に勉強熱心。必ず聴きますよ、何処で売っているの?」と本当に購入して聴いてしまう素敵ぶり。なんだか、今日は、北中さんの緩いオーラの中で長々と生意気なことばかり話してしまったな。

1/9(水)と1/10(木)
ケルンの音楽の友/ヨルグへ音源データーを郵送する。さぁ、MOOSEHILLとのコラボレーションの作業に入れる。やっと!!。そのスタジオ準備。メインのモニター・アンプをバージョン・アップしたい。音の解像度の高いフラットな良いアンプないかな?(後日、マランツ社のPA01を購入)。

購入書籍....『古代霊は語る、シルバー・バーチ霊訓より』

1/11(金)
青山のエイベックス本社へ。ワールドスタンダードの春のアルバムのミーティング一回目。列席者はぼく、デイジー/アズマくん、カッティング・エッジ/藤原さん、石倉さん。始めて訪れたエイベックス本社は実に活気に溢れ、好感度高し。ムンムンとやる気を感じるメーカー。いいぞ。ジャケのフォーマット、プロモーション・アイデア等を詰める。

1/12(土)
オフ日。クレヨン・ハウスより注文してあったドイツ製オルゴール届く。嬉しい。耳は和む。


1/13(日)
下北沢。夕刻。ONSA。深海レコード/カンガルー・パウの音楽家/中村くんに会う。彼の音源に素直に共感を感じたからだ。初対面なのに違和感のない青年で、静かに「音楽が本当に好きだ。俺は!」というバイブレーション感じる。随分先、今年の夏?、一緒に音楽を作ることとする。さて、今日は、今年初めてのノアルイズ・レコード訪問だ。実はカフェ/スターバックスの取材日。何でも、スターバックスの本を作るのだそうで、ノアルイズはカフェ系?ということで紹介されることになった。なんか、ひさしぶりにみんなに会った気がする。それにしてもミドリちゃんの美的変身にびっくり。きれいになったなぁ。女性はやはり凄い。因に今日の座談会のテーマは「わたしとスターバックス」。
posted by dwww at 00:00| 実録!モンドくん日記