2001年11月04日

ノアルイズ・レコード開店週間



ワールドスタンダード/鈴木惣一烽フ 実録!モンドくん日記


「趣味を軽く扱うな。趣味は選択であり、その人の生き方につながる」。ハリーの名著『地平線の階段』からスーザン・ソンタグ氏の引用です。ホントその通りで、音楽にまつわることすべてが僕のお仕事であり、全くの趣味。だから毎日がお遊びでお仕事。ですから、たのしくたのしく疲れます。この「モンドくん日記」は基本的に僕が毎日、何を見て、聞いて、買って、読んで、何を感じたか?それだけを記したものです。けれど、その記述だけで僕自身の全人格、生き方がわかります。わかるはずです。すべて実録いやホント。気軽に毎週ウォッチングしてみてください。さあ、今日から貴方もモンドくんウォッチャーだ!。(鈴木惣一朗/worldstandard)

ノアルイズ・レコード開店週間

10/29(月)
明日から、あがた森魚ツアーのリハーサルが始まるため、その準備。ひさしぶりのロック・ドラム、さぁ、仕事再開だ。

10/30(火)
初台ノア・スタジオへ。今回のツアーは、あがたさんのニュー・アルバムから新曲ばかり。前回のベスト盤ツアーの時のレパートリーはほぼ封印されている。だから、とにかく大変。メンバー全員、譜面の整理に明け暮れる。

10/31(水)
夕刻、ブーガルー・レーベル・オフィスへ。今日はノアルイズの取材日。出席者はぼく、アベ、ボウの3人。雑誌はミュージック・マガジン誌、インタビュアーは友人の小田くんだ。フリー・ペーパーなどではあるが、正式にノアルイズが取材されるのは今日が初めてのはず。現在のアメリカへの複雑な想い、自分たちの音楽、と多岐に渡る、よいインタビューだったと思う。余韻はそのままに、 みんなとJ-WAVE のスタジオへ。今日は、細野さんデイジー・ラジオへのノアルイズの御出演。何ともとぼけた雰囲気の座談会で、ベリィ和んだ。ひさしぶりのハリーも元気そう。帰り際、ぼくはこの前、買ったウォーリー・バドルーのアルバムをプレゼントする。「ほぇ〜、聴きたい聴きたい」と喜んでくれた。アベくんは実は明日がノアルイズ・レコードの開店日。開店祝いの色紙をハリーからももらう。良かったね。夜、J-WAVE の側のボエムでノアルイズ3人で飲む。期待感や、不安、何かを始めるときには、いつもすべてが共存する。ノアルイズはバンドとして、プロ・デビューを果たし、念願のレコード店もスタートさせる。大変な時代だが、アベくん、ボウくんはきっとすべてを乗り切るだろう。魅力的な人材だ。だから、ひとは集うだろう。集いには大きな楽しみが宿るだろう。そうやって、大人になってゆく彼らをぼくは眺めていよう。仲間に入れてもらおう。お楽しみはこれからだ。

11/1(木)
ノアルイズ・レコード(〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-23-12 下北沢デントビル2A Phone / Facsimile 03-3418-0161 website / www.nl-r.com e-mail / info@nl-r.com Mon. - Sat. 12:00〜9:00  Sun. 11:00〜8:00)開店。7時過ぎにぼくは行く。すでに、いっぱいのひと。顔なじみも多い。このレコ屋の大きな特徴はレコードがジャンル分けしていないこと!。年代順に並んでいるのだ。1920年代から1980年代まで細かく分かれている。このアイデアはアベくんの中に随分前からあったもので、世界広しと言えども、年代順の仕分けのレコ屋なんて、ぼくは見たことがない。本来、レコードはこんな風に並べられるのが自然なのかもしれない。いや、きっと、そうなのだと強く思った。ぼくも、今後、自分のレコード・コレクション、ここで放出しますつもり。ノアルイズ・レコード、究極のレコード屋よろしくお楽しみ。

ノアレコ購入音源....オブスキュア・シリーズの2枚〜トム・フィリップス『IRMA 』&ジョン・ホワイト『マシーン・ミュージック』、ラムゼイ・ルイス『マザー・ネイチャーズ・サン』

11/2(金)
山本哲也くんに来てもらい、ケルンの音楽の友/ヨルグくんから早くも届いたコラボ用の曲(「THE BRIDGE 」)のデーターを解凍。マルチは22トラックすべて、ステレオ録音でぎっしりと音が詰まっている。少しオリエンタルな不思議な曲。歌が実に良い感じで、クラスターやイーノを思い出す。いい感じだ。嬉しい。


11/3(土)
オフ日。先日、ノアレコで購入のトム・フィリップス『IRMA 』をまったりと聴く....。いいなぁ。学生時代によく聴いたレコード。20年ぶりに聴いたなぁ。アンビエントというか20世紀のレクイエム。郷愁の音楽。

11/4(日)
深夜、初台、RMCスタジオへ。アノニマス(ANONYMASS )のライヴ・リハーサル初日。彼らの音楽はアレンジが複雑なので、事前に譜面は予習しておいたが、それでも、やはり難しい。変拍子も多く、リズムの概念もニュアンスが微妙。とにかく、朝まで頑張ってドラム叩く。やっていて改めて感じたが、アノニマス、不思議なポップスだなぁ。手強い。ヤムヤム。
posted by dwww at 00:00| 実録!モンドくん日記