2001年10月14日

ケルンからやってきた音楽の友週間



ワールドスタンダード/鈴木惣一烽フ 実録!モンドくん日記


「趣味を軽く扱うな。趣味は選択であり、その人の生き方につながる」。ハリーの名著『地平線の階段』からスーザン・ソンタグ氏の引用です。ホントその通りで、音楽にまつわることすべてが僕のお仕事であり、全くの趣味。だから毎日がお遊びでお仕事。ですから、たのしくたのしく疲れます。この「モンドくん日記」は基本的に僕が毎日、何を見て、聞いて、買って、読んで、何を感じたか?それだけを記したものです。けれど、その記述だけで僕自身の全人格、生き方がわかります。わかるはずです。すべて実録いやホント。気軽に毎週ウォッチングしてみてください。さあ、今日から貴方もモンドくんウォッチャーだ!。(鈴木惣一朗/worldstandard)

ケルンからやってきた音楽の友週間

10/8(月)
夜、新宿リキッド・ルームへ。ヨルグ・フォラート(WUNDER、ヴェクセル・ガーランド)に会いに出かける。ケルンから遥々やってきた音楽の友は思った通りの好青年で、ぼくたちが出会うことは本当に不思議だけど、自然な気持ちもする。とにかく、出会えてよかった。さぁ、一緒に音楽を作ろう。明日は夕食を共にする。今日はほんの少しだったけど、竹村延和くんともひさしぶりに会えてうれしかった夜。竹村くんも、空にぐんと伸びる、若竹のような、しなやかな雰囲気がいつも印象的。エレクトロニカと呼ばれる音楽に集う音楽家は皆、妙な気負いがない、自由なイメージだ。

10/9(火)
夕刻、ヴェジタリアンのヨルグくん?と新宿の中華料理屋さんへ。お酒も彼は飲まないのでオレンジ・ジュースばかりぐんぐん飲んでた。来年のビジネスの話しも交えつつ、お互いのアルバムにサインも寄せあう。ぼくは彼にぼくのマスト盤の『POSH』をプレゼントした。さてさて、来年、どんなことにあいなりますか!?。よろしくお楽しみ2002年。

10/10(水)
溜池クラウンへ。ティンパン・ボックス、リマスターリング3日目。今回のティンパン/リマスターリングは、細野さん音源から始まり、ティンパン・オリジナル・アルバム2枚、松任谷さんの傑作名盤『夜の旅人』、ハル・ブレインと化した林立夫さん『スーパー・パーカッション』、そして、茂さんのパンナム時代のソロ・アルバムすべてという段取り、全11枚のカタログだ。夏のノン・スタンダードのリマスタリングの時も思ったけど、こんなに細野さん周辺の音源に集中的に向き合うのはひさしぶり。とにかく、マスターの音像が良いので、そこから最大限、おいしいところを引き出す。う〜ん、深い。スタジオの来客は福岡史朗くんを始め、そのデザイン・チーム。ジャケットはイメージ通りの仕上がり、ぼくは満足だ。

10/11(木)
ティンパン・ボックス、リマスターリング4日目。今日は日本のジム・ウェッヴ?こと松任谷さんの『夜の旅人』に集中。すごい素敵なアルバムだ。ぼくは大貫さんも参加した「荒涼」という曲が好きだなぁ。少し早く作業が終えられたので、青山陽一くんのライヴへ。初めて見る青山陽一くんのステージは、奇しくも、ある意味ティンパン・アレイを今日に進化させたよう。バンド・アレンジがとにかく絶妙。終了後、楽屋でそのことを本人にも強く伝えた。会場では、福岡くん、桜井くん、田村ゲンさん、川口くん、青木くんにも会う。

10/12(金)
渋谷カフェ・マドゥへ。今日は青柳くん&Pヴァイン塚本くんとのミーティング。青柳くんは本当にプリミティヴなひとで、ノンストレスな雰囲気。今まで、ぼくとは遠い音楽家だと思ってきたけど、こころ交わし、お互いの共通点がはっきりとわかってきた。今、コラボレーション・アルバムを計画中だが、さてさて如何なることになりますか。

10/13(土)
好評?につき、最近の購入&リスニング音源(コメント付)記しておきます。

*トミー・モーガン『クラシックス・ライト』『ソングス・オブ・フェイス』:何と共に新作の様子、いろんなことがあっても大好きな、これがぼくのアメリカの響き。
*ルネ・オーヴリー『invites sur la terre』:何と新作の御様子。今回は初心に還りほぼアコースティック楽器による多重録音。フランソワ・ドルーベ、アンソニー・フィリップス、マイク・オールドフィールド、カルロス・ダレッシオを感じる。
*ウォーリー・バドルー『ミュージカル・ポエトリー・フォー・ヨガ』:何と新作。細野さんの「プリオシーヌ」に多大なる影響を与えた黒人シンセ奏者。生きてた(?失礼)んですねぇ。ふわふわしてます。
*ANNE SOFIE VON OTTER『HOME FOR CHRISTMAS』:コステロとも共演したオペラ歌手のソロ作品、暖まります。
*ボブ・マーリィー『エクソダス/デラックス・エディション』:デラックス・エディション・シリーズはすべて素晴らしいエディット、リマスターリングでカタログすべて信頼度絶大です。本作も「パンキー・レゲエ・パーティー」(マニア泣き)初CD化はホント流石。
*ガイ・ヴァン・デューサー&ビリー・ノヴィック『レイジング・ザ・レント』&ボブ・ブロッズマン『ハロー・セントラル・ギブ・ミー・ドクター・ジャズ』:レア盤のCD化。フィクサーは鈴木カツさん。アコースティック・スイングもの、文句なく楽しいです。
* ジョナサン・リッチマン『ハー・ミステリー・ノット・オブ・ハイ・ヒールズ・アンド・アイ・シャドー』:何と新作だぁ。プロダクションがミニマムで、ぼくが大好きだった頃のジョナサンに遂に戻った。やったぁ!。
*ソルヴィエント『ソルヴィエント・シティ』:MORR MUSIC系エレクトロニカもの。というかテクノだなぁ。でも、意外に好感持てるアプローチ。好きです。
*MUM 『プリーズ・スマイル・マイ・ノイズ・ブリード』:これもMORR MUSIC系エレクトロニカもの。一度買うのを止めたけど、翌日気になり、結局買い求めた。
*マニュアル『アンティル・トゥモロー』:いやはや、これもMORR MUSIC系エレクトロニカもの。確実に今の気分です。


10/14(日)
オフ日。食欲の秋というか、ビール飲み過ぎ?で体重若干増加、身体が重い。もう少しマメにウォーキングしないとダメだ。もうはっきりと、ぼくも中年だしなっ。
posted by dwww at 00:00| 実録!モンドくん日記