2001年09月19日

事件の後、福岡くんの音楽週間



ワールドスタンダード/鈴木惣一烽フ 実録!モンドくん日記


「趣味を軽く扱うな。趣味は選択であり、その人の生き方につながる」。ハリーの名著『地平線の階段』からスーザン・ソンタグ氏の引用です。ホントその通りで、音楽にまつわることすべてが僕のお仕事であり、全くの趣味。だから毎日がお遊びでお仕事。ですから、たのしくたのしく疲れます。この「モンドくん日記」は基本的に僕が毎日、何を見て、聞いて、買って、読んで、何を感じたか?それだけを記したものです。けれど、その記述だけで僕自身の全人格、生き方がわかります。わかるはずです。すべて実録いやホント。気軽に毎週ウォッチングしてみてください。さあ、今日から貴方もモンドくんウォッチャーだ!。(鈴木惣一朗/worldstandard)

事件の後、福岡くんの音楽週間

9/12(水)
昨日に続き、再び、青山フレア・スタジオへ。昨日のことで皆、揺れている。今日はノアルイズのデビュー盤のマスターリング。月曜日に予習した成果ありで、実にまったりとした、ゆったりとした彼ららしい音像に仕上がる。

9/13(木)
ミーティング・デイ3本。溜池クラウンで某コンピレーションの打ち合わせの後、クラウンのマスターリング・ルームを見学、後、渋谷へ。ハイファイでレココレ(ぼくとカツ師匠のボブ・ディラン対談掲載)購入後、P-VINE塚本&画家のスガノくんに会う。この大変な時期に音楽の話しをみんなとするんだけど、すぐに一昨日の大変な事件とつながる。ぼくは、音楽への集中力が高まっている。

9/14(金)
ひさしぶりに、秋葉原/福岡史朗スタジオへ。お蕎麦屋さんで福岡くんと談笑の後、レコーディング。今日は、彼に提供した曲「一期の畝」に、ドラムとオルガンをダビング。帰宅後、福岡くんのアルバムの
曲順決め&来週から再開するmoose hillの録音の仕込み?。疲れたぁ。明日は休もう。

9/15(土)
休日。腰痛。いつもの指圧屋さんに行く。帰り、ビデオ「ふたりの男とひとりの女」借り、見る。期待してたのに、あまり面白くない。なので、前髪を自分で少し切る。切り過ぎ。ハリーにジョン・スチュアートの来日の件、メール。10月に出る話題作/賛否分かれるであろう/あのジム・オルークの新作聴く。ロックとフォーク・ロック。やはり、この人、いい。何やってもいい。夜中のニュースでは、ブッシュが「戦争」という言葉をやはり使う。強調する。違和感を拭えない。この30年に渡るポップ・ミュージックのピース・メッセージは一体、何だったんだ。絵空事だったのか。ただの、子供たちの綿菓子か。アメリカという国はこれから何処へ向かうのか。

頂き物音源....ザ・ディキシー・ハミングバーズ『ジャーニー・トゥー・ザ・スカイ』

9/16(日)
山本哲也くんに手伝ってもらって、moose hillのデーターをマックで解凍。プラグ・インも少し試し音像を歪める。軽めの一日。

頂き物音源....minami nozaki『nowgomix Record Demo』


9/17と18と19(月と火と水)
代官山ゼロ・スタジオへ3日間通う。福岡史朗くんのミックス・ダウン。ミキサーはいつもの土井くん。今回のミックスのテーマは、ぼくの中では「音響系以降、新たな、普遍的なミックスの一歩」。もはや、ロウファイやフィルタリングは当たり前、飛び道具としてでなく、プレーンなミックスのアプローチとして自然に取り込む。音像として変わったもの、音色や楽器も、ドキドキしたものであることは押さえつつ、やはり歌に着目。どうやったら、どんなひとの胸にも強く響くかが、土井くんもぼくも、あえて話さずともポイントだったと思う。決して派手ではないけれど、ぐっと存在感のある音、それが福岡くんの今回の音だ。静かなのに、ラウド。アコースティックなのに、ザラザラしてる。うまく言えないけど、3日間、とても意味のある勉強時間で、ぼくは、じっとモニターに耳を傾け、集中した3日間だった。来客は、333デザイン&333レーベルの方々、ゲンくん、五十嵐さん。
posted by dwww at 00:00| 実録!モンドくん日記